いくら寝ても眠い、毎日8時間寝ても眠い...
今回はその原因と改善方法を紹介していきます。
8時間~10時間以上の睡眠をとっていてもまだ眠くて疲れが取れない...
休日は1日中寝てしまうし頭も身体もずっと疲れている。
そんな状態に悩む人が非常に多い現代。
自分では気づいていない原因が隠れている場合があります。
1.甲状腺機能に問題がある可能性
異常に疲れやすい等の症状が現れる人は甲状腺機能低下症という病気にかかっている可能性があります。身体の代謝を促す甲状腺ホルモンが不足している状態であり、それにより慢性的なだるさ、無気力、眠気、汗をかかない等の症状が現れます。
心当たりがある場合は病院で検査してもらう事をお勧めします。血液検査で確認できるので簡単です。
2.自律神経失調症になっている
睡眠サイクルの狂いや過度なストレス、食生活の偏り等が原因で自律神経がおかしくなっていると過眠気味になる事もあります。
自律神経は身体の様々な機能をコントロールする役割があり、これが狂ってしまう事で常に眠かったり身体が異常にだるい、精神不安定になる、目眩がする等の症状が出てしまいます。
自律神経を整えて睡眠サイクルを戻すには、まず朝に起きて日の光を浴びましょう。
「そんなんで変わるか」と思う人こそやってみて下さい。日の光を浴びる事で体内時計が作られ、その時間に目が覚めるようになるし、日の光はセロトニンを分泌させてくれるのでうつの抑制にもなります。簡単なようでほとんどの人がやっていない事なので是非試してみる事をオススメします。
3.就寝環境が悪い、合っていない
布団が薄かったりベッドのマットレスが固かったりと、就寝環境が身体に合っていないと睡眠の質は当然下がってしまいます。毎日欠かさず身体を休める場所であるベッドは妥協しない方がいいです。枕の高さも合っていないと気道が圧迫されたりいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になってしまうので、普段気持ちよく眠る事の出来る睡眠環境を整えてみましょう。
照明をつけっぱなしで寝たり、音楽や動画を流しながら寝たりも睡眠の質の低下に繋がっているかもしれません。極力刺激のない環境で就寝する事をオススメ致します。
4.昼寝のし過ぎ
昼寝はパフォーマンスの向上の為に有効だとされていますが、30分以上寝てしまうとレム睡眠とノンレム睡眠が切り替わり睡眠サイクルそのものが狂ってしまいます。
寝る事で交感神経と副交感神経のスイッチも切り替わるので、自律神経の狂いにも繋がってしまいます。
15分~30分くらいの短い昼寝でも大分眠気が覚めるのでオススメです。
5.栄養不足
食生活が偏り栄養が不足していると、身体を動かすエネルギーが減り疲れやすく無気力になりすぐに眠くなってしまいます。充分な睡眠を取っていても、栄養不足なので動き始めたらまたすぐに疲れてしまうんです。
特にビタミンDやマグネシウム、亜鉛等が不足していると疲れに繋がりやすいので、野菜やナッツ、牡蠣等を食べるか、サプリを摂り入れてみる事をオススメします。
これやっとけば大体治る方法まとめ
・日の光を浴びる
・睡眠サイクルを整える
・就寝環境を見直す
・栄養をしっかり摂る
・それでも治らないなら病院で検査してもらう
日の光を浴びる事で睡眠サイクルと自律神経を整えセロトニンの分泌によりストレスを軽減させ、就寝環境を改善し気持ちよく眠れるようにし、栄養不足を補い疲れにくい身体にする。これでかなり改善すると思います。
それでも治らない、むしろ悪化が止まらない場合は病院で原因を検査してもらいましょう!
ジンク(亜鉛)50mg250錠(バイタルミー)
マグネシウム+キレート250mg(バイオテックUSA)
ビタミンD3_1000IU(Blackmores)